葬儀ではさまざまな費用がかかりますが、その際に一番分かりにくい費用が寺院費用だと言えます。そもそも「寺院費用」とは、葬儀で読経をしてくれる僧侶に対して渡すお布施のことを指しますが、問題なのはその金額が明確に決まっていないということです。 業者に対する支払いは、しっかりと金額が決まっているため悩む必要はありませんが、お布施は気持ちで渡すものなので金額を決めることができません。そのため失礼を承知で僧侶に金額のことを聞いても、「お気持ちで頂ければ結構です」といった答えしか返ってこないでしょう。 しかし金額が決まっていないといっても相場というものは存在するため、分からない場合は相場を目安にするとよいと …
葬儀では喪服を着用することがマナーです。 喪服は購入するまたはレンタルをして準備をしますが、購入、レンタル、それぞれメリットとデメリットがあります。 喪服を購入するメリットは、必要なときにすぐに使えることです。人はいつなくなるかわかりません。昨日まで元気だったのに、交通事故などで突然亡くなることがあります。こういった突然の場合、レンタルでは葬儀までに喪服が準備できないことがあります。しかし、購入をしておけば突然のことでも対応できます。 デメリットは置き場所が必要なことと、体型が変わってしまったときに着られなくなることです。喪服は一生のうちに何度も購入するものではなく、年齢を重ねてお腹が出てきた …
祖父母、両親と数々の葬儀の経験をしてきました。 祖父母の葬儀は学生だったので親族として参列する程度。 葬儀の流れがよくわからず、葬儀云々より祖父母が逝ってしまった悲しみに暮れるだけでした。 読経の声や音、葬儀場のBGMが悲しみに輪をかけていたような記憶です。 逆に両親の場合は病院での処置を受けたあとは目まぐるしい早さであれこれと動かなくてはなりません。 葬儀のランク、香典返しの選択など儀式の段取りから、お手伝いしてくれる人の手配や弔問客への対応など、葬儀社の人に言われるがまま動き回り悲しんでいる時間もなく火葬の段階で「親が亡くなった」ことを実感しました。 親を見送る最後のお手伝いとして、いい葬 …
突然の訃報の場合、会社帰りに弔問することもあり、その場合は平服で構いません。しかし、男性の場合はネクタイを身につけ、靴下は黒に履き替えるとよいでしょう。女性の場合は華美なアクセサリーを外します。 葬儀の際には喪服を着用します。男性も女性も黒が基本です。男性の場合は、黒のネクタイ、ダークスーツ、黒の靴、白の無地ワイシャツを着用します。ネクタイピンはつけないことが一般的です。 女性の場合は、黒のスーツかワンピース、黒の靴を着用します。ストッキングは黒または肌色です。華美なアクセサリーは避け、アクセサリーを身につけるのならパールを身につけます。身に使える数は一つだけとします。また、肌の露出度が高いも …